第24回国際リンパ学会(イタリア・ローマ)旅行記
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国際リンパ学会での演題発表 (演題名:Adaptive ability of cardiac lymphatic vessels and veins in response to
cardiac hypertrophy) と理事会出席のためイタリア・ローマへ行ってきました。学会終了後は1泊2日のみですが、フィレンツェで遅めの夏期休暇を楽しんできました。
今回は夕方成田のホテルへ行くバスが銀座から出発するため、銀座で夕食を食べることにしました。ネットで調べて、有楽町イトシアB1のベトナム料理店「バインセオサイゴン・有楽町店」をみつけたので、ここで夕食を食べました。写真はこのお店の看板メニューのバインセオです。 |
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「バインセオ・サイゴン」のパパイアサラダです。 |
「バインセオ・サイゴン」のサティーの盛り合わせです。 |
前泊したヒルトンホテル成田の朝食です。成田空港の近くには沢山ホテルがあるのですが、ここの朝食を目当てに今回もヒルトンホテルにしてしまいました。 |
ヒルトン成田の朝食のサラダコーナーです。 |
選択肢は色々あるのですが、結局食べられる量には限りがあります。写真は和食で集めたところです。 |
こちらは洋食です。 |
今回は成田空港の第1ターミナルからの出発でした。成田空港のターミナルは第2に比べると第1の方が大きくてお店も豊富で、私は第1の方が好きです。 |
KL862便の出発ゲートです。到着機材の遅れと、台風の様子見のために、出発が2時間前後遅れました。 スキポール空港での乗り継ぎ時間が1時間半しかないのでちょっと心配でした。 |
KL862便で最初にでた飲み物とおつまみです。いつもと同じくワインを頂きました。 |
席は相変わらずエコノミークラスです。プレミアムエコノミーなどという中途半端なものには魅力を感じませんが、ビジネスクラスには一度乗ってみたいものです。 |
昼食の選択肢は和食と洋食があったのですが、座席が後方だったため「もう和食洋食の選択はできません」と言われ、一瞬ガッカリしましました。でも、実は無くなってしまったのは洋食の方で、頂いたのは和食の方で、とても美味しかったので一安心しました。 |
操縦士はかなり飛行機を速く飛ばしたらしく、スキポール空港には予定の30分遅れぐらいで到着し、乗り継ぎには問題ありませんでした。写真は KL1607便 (CS AZ 7715便, AMS→FCO) で出たサンドイッチと飲み物です。 |
午後6時過ぎにローマFCO空港に着きました。タクシーでホテルに向かうのはもったいないので、無料のホテルのシャトルバスで向かうことにしました。シャトルバスの発着場がホテルのHPに明記しておらず(時刻表は載っていたのですが)苦労してやっと探し当てました。 |
9:15PM発のシャトルバスで、宿泊先のホテル、ホリデインEURパルコ・ディ・メディチに入りました。写真はホテルの朝食です。 |
ホテルと学会場を結ぶバスです。朝夕1便ずつしかありませんでしたが、ホテルも学会場も交通の便が悪い所にあってこのバスを頼るしかありませんでした。 |
学会のオープニングで基調講演をするアリゾナ大学 Witte 教授です。 |
学会場はSGM コングレスセンターと言うところで、どちらかというと住宅街に近い場所にある中規模のコングレスセンターでした。辺鄙な所というわけではありませんが、地下鉄の駅から更に路線バスに乗らないとアクセスできません。 |
コングレスセンターには無料のWi-fi があり、とても便利でした。写真はそのログイン画面です。ただし私の持参したノートパソコンが3日目に壊れてしまいPCで使えたのは3日だけでしたが。 |
学会の理事会風景です。今回は会期中ほぼ毎日午後1時から理事会がありました。 |
理事会の風景です。左から2人目の人物はミュンヘン医科大学のBaumeister 教授です。口の周りに何か付いている様に見えるのは口髭です。本人曰くアフリカ旅行に行ったそうですが、そしたら急に口髭を生やしたくなったそうです。なんか意味不明ですね。 |
学会の昼食が午後1時からでしたので、毎回昼食と理事会は兼用でした。 |
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学会中半日だけローマ市内の中心部を訪ねました。ホテルの近くには Muratella と言う郊外電車の駅があり、そこから出発しました。ローマ市内のバス・地下鉄共通切符の適用範囲内ですが、乗る前に切符の使用開始時刻を刻印しなければなりません。これがその刻印機です。写真は正しい挿入方向を表していますが、最初私は横向きに切符を挿入してしまい、中に入ったまま切符が取れなくなってしまいあせりました。 |
Muratella から郊外電車で Ostiense に行き、この駅と隣接する地下鉄駅のPiramide まで歩き、そこから地下鉄 B線でTermini 駅に達し、さらに地下鉄 A線に乗り換えて、やっとトレビの泉やコンドッティ通りに近い地下鉄駅の Spagna にたどり着きました。行程は複雑でしたが切符は1枚で済みます。写真はローマ市内でブランドショップが立ち並ぶコンドッティ通りです。 |
有名なスペイン階段です。 |
こちらも有名なトレビの泉です。 |
トレビの泉の近くで、いつも寄るジェラート屋さんの「サンクリスピーノ」です。 |
サンクリスピーノのジェラートです。 |
ローマ市内の要所を回ってまたホテルに戻るために地下鉄と郊外電車を乗り継いできました。地下鉄の Piramide 駅と郊外電車の Ostiense駅は隣接しますが、かなり長い連絡通路で結ばれています。 |
地下鉄は電車の本数がありますが、郊外電車のほうは夜になると電車の本数が少なくなり、Ostienseの駅では 30分以上電車を待ちました。 |
すっかり夜になってホテル・ホリデイン・パルコデメディチに戻りました。 |
ホリデイン・パルコデメディチの朝食です。 |
ホリデイン・パルコデメディチの朝食です。 |
今回の国際リンパ学会の学会場であるSGM コングレスセンターの前の道です。 |
SGM コングレスセンター |
SGM コングレスセンター |
東大病院形成外科の山本先生の発表風景です。 |
17日には学会の公式行事でローマ時代の遺跡であるオスティア・アンティカの観光に行きました。 |
オスティア・アンティカはポンペイの遺跡と同じくローマ時代の町全体が砂に埋まっていたものが発掘されているので、当時の人々の生活の様子が良くわかります。 |
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Ostia Antica 観光の後はその近くにあるレストラン「Allo Sbarco di Enea」 (Viale dei Romagnoli, 675, Ostia Antica, Italy )で夕食会 (informal dinner) がありました。 |
オスティア・アンティカは現在は川の堆積土砂のために内陸となってしまっていますが、当時は港町でした。 その影響でしょうか、「Allo Sbarco di Enea」の料理はシーフードが主体でした。 |
レストランの食事中にはローマのグラデュエータの戦いのイベントがありました。 |
「Allo Sbarco di Enea」のニョッキです。 |
ソルベです。 |
シーフードの盛り合わせです。 |
オスティア・アンティカ訪問の翌日18日には、心臓のリンパ循環に関するセッションがあり、私が座長と演題発表を致しました。 |
私の演題発表の様子です。Co-chairman はスタンフォード大学の Rockson 教授でした。 |
周囲に何もない今回のローマでの宿泊先のホリデイン・パルコ・デ・メディチでしたが、今回はその裏側に1軒だけ 「Verde・・・・」というピッツエリアが出来ているのを発見したので、そこで夕食をとりました。 |
「Verde・・・」のマリナーラです。やはりローマ風のピザでした。 |
ハウスワイン、ピザ2枚、パスタ1皿で、28ユーロでした。味もそこそこ美味しかったです。他に競争相手も居ない立地では、まあまあと言ったところでしょうか。前回2005年に欧州リンパ学会でこのホテルに宿泊した時にはこの店が無く、仕方がないのでホテルのレストランで食べました。散々待たされた上に不味くて、料金も高価でした。それから比べたら良い選択肢が出来ました。 |
SGM コングレスセンターから町中に出る方法を確かめてみました。写真は学会場近くのガソリンスタンドとスーパマーケットです。このスパマーケットの左側にタバッチがありそこで、ローマ市の地下鉄・バス・郊外電車の共通切符が買えます。行きと帰りのために1回券を2枚購入するか、1日券を1枚購入する必要があります。安全のために私は1日券を買いました。 |
学会場の前のバス停から771番のバスに乗って地下鉄のEUR Magliana 駅まで行きます。この時に乗車場所や、降車場所の風景は良く覚えておく必要があります。何しろバス停の名前の付け方がいい加減で、例えば学会場のあるPortuensa通りにあるバス停は全てPortuensa です。従って長い通りですと同じ名前のバス停が7〜8個もあります。 |
地下鉄の EUR Magliana 駅です。同じ名前のバス停はこの向いの道を挟んで反対側にあります。ここでも景色の記憶は重要です。いったん地下鉄の駅にさえたどり着けば、特に1日券を持っていれば、あとはローマ市内は自由に移動できます。 |
19日の夜はGala dinner でした。夕方学会場からバスが用意されており、そのバスでローマ市内の主な名所をバスの中からですが見せてくれました。写真はコロッセオです。 |
市内を一巡した後で、Gala dinner の会場であるレストラン「La Perla」(Via Spiaggia del Lago, 6, 00040 Castel Gandolfo Lago)に行きました。 |
今回のパーティーはまず野外でドリンクとおつまみを立食で頂いて、それから屋内のテーブル席について本格的なディナーが始まると言う形式でした。この立食の時に焦って食べ過ぎてしまうと、本番のディナーでは満腹になって食べられなくなってしまいます。 |
テーブル席についてから出た前菜です。 |
「La Perla」での Gala dinner の様子です。 |
Gala dinner のパスタです。 |
Gala dinner の様子です。写真は横浜市立医科大学の前川先生です。日欧の美女に囲まれています。 |
Gala dinner の様子です。ダンスをする人もいました。 |
Gala dinner のデザートです。 |
Gala dinner のデザートです。 |
学会最終日です。 |
学会最終日の lunch です。 |
学会最終日の lunch です。 |
学会最終日の general assembly 終了後にまだ時間があったので、ローマ市内のパンテオン方面へ出かけました。 |
パンテオン近くの薬局「サンタ・マリア・ノヴェーラ薬局」です。薬局と言っても商品は医薬品よりは化粧水・石鹸・香水などが多く、お客さんも若い女性が圧倒的です。 |
こちらは老舗のバール「サンテ・ウスタキオ」です。 |
こちらも近くの老舗バール「タッサ・デ・オウロ」です。 |
タッサ・デ・オウロではここで有名なカフェグラニータを頂きました。 |
そのそばで偶然見つけたレプリカショップの「Archeo Roma」です。ここは古代ローマの発掘・出土品のレプリカを売る店ですが、希望すると大理石のプレートこちらの希望する文字をそれらしき雰囲気(古代ローマ風?)に刻み込んでくれます。 |
コンピューターを使ってこちらの希望通りに文字を入れてくれました。恐らく時間は30分弱ぐらいで出来上がりでした。 |
この日の夕食はローマ風ではなく、ナポリ風のピッツァを食べたいと言うことで Meid in Nepols (Via Varese 54, Rome, Italy) というピッツェリアへ行きました。 |
Meid in Nepols で注文したチキンサラダです。 |
Meid in Nepols で注文したマルゲリータとマリナーラです。ピッツァ2枚、ハウスワイン0.5L、サラダで28ユーロでした。 |
21日の朝はフィレンツェへ列車で向かうためタクシーでテルミニ駅に来ました。翌日フィレンツェで1泊してローマに戻った時に泊まるホテル・カリフォルニアの場所を出発前に確認しました。テルミニ駅から近くて比較的綺麗そうなホテルだったので安心しました。 |
ホテルはテルミニ駅横のこの路地を入ったところにありました。 |
路地の名前は via Daniele Manin です。 |
いよいよ列車でフィレンツェへ出発です。写真はテルミニ駅の内部です。 |
列車の入線ホームがやっと表示されました。 |
ローマTermini 駅 → フィレンツェSMN 駅への列車です。 |
フィレンツェに着きました。写真はドゥオーモです。 |
フィレンツェSMN駅のすぐそばにある今夜宿泊するホテル・オーロラに荷物をあずけて、午前10時に予約しておいたアカデミア美術館に向かいました。 |
アカデミア美術館への入場券購買窓口への待ち行列です。左側が予約あり、右が予約無しの行列です。予約があると5〜10分で入場券が買えてすぐ中に入れますが、予約無しの列はずっと後方まで続いており、恐らく1〜2時間ぐらいかかりそうな感じでした。ただし、予約は入場時間を指定してあり、その時間より早くても遅くてもいけないそうです。列待ちの時間が短いとは言え、列にならび始める時間の調整が少し難しかったです。 |
アカデミア美術館を見た後は、フィレンツェの裏道・路地を散策して伝統的な職人技のお店を見て回りました。写真は1903年創業のアンティークの版画・額縁工房 「ジョヴァンニ・バッカーニ」(Giovanni Baccani, Borgo Ognissanti 22r, 50123 Firenze)です。 |
ジョバンニ・バッカーニの店内です。とても素敵な額縁が沢山あります。ちょっと入り難かったのですが、入ってみるとすきなだけ勝手に見てくださいと言った感じで、自由に見てまわれます。それでいて、こちらから話しかけると丁寧に対応してくれます。 |
いかにも職人さんと言った風情の店主さんですが、非常に気さくな方で、スタンド式のフレームを壁掛け用に出来ないかと言ったところ、すぐにその場でなおしてくれました。 |
Sogni in Carta は 1926年創業の文房具中心の革製品・紙製品のお店です。 Sogni in Carta (Via della Scala 65/r, 50121 Firenze, Italia) |
日本へのお土産はおもにこのSogni in Carta で購入しました。 |
アルノ川沿いの裏路地を散策して、夕食は適当に見つけたトラットリアへ入りました。名前も場所も忘れました。 |
お店の中は結構雰囲気がありましたし、値段もそんなに高くはありませんでした。ハズレではないのですが、肝心の料理の方は今ひとつと言う感じで、当たりとも言えませんでした。 |
トマトとモッツアレラのサラダです。 |
豆のパスタです。通常のパスタを想像して注文しましたが、実際は豆をすりつぶしたスープの中に短く切ったパスタが浮いていました。 |
茸のリゾットです。茸のにおいがややきつかったですが、味は普通でした。 |
フィレンツェでは駅前(横と行った方が正しいかも)のホテル・オーロラに泊まりましたが、私たちは値段の少し安いannex room と言うところを予約しました。これが annex room の入り口で、駅に面したホテル本館の裏路地にありホテルの名前も表示されていないアパートの入り口でした。右側のボタンで暗証番号を入力するとドアが開いて入れますが、更にエレベータで4階まで上ります。 |
ホテル・オーロラの朝食です。annex room でも朝食は本館で頂きます。室内とそれに連続する中庭の野外にも席がありとても爽快でした。食事の内容も美味しかったです。 |
もちろん我々は野外席で頂きました。 |
昼食後チェックアウトし、ホテルに荷物をあずけて予約してあるウフィッツィ美術館に向かいました。写真はシニョリーア広場でこの右手奥がウフィッツィ美術館です。 |
ウフィッツィ美術館では、ボッティチェッリの「プリマヴェーラ」と「ヴィーナス誕生」を見てきました。美術館の内部は撮影禁止なので、その代わりに写真はミュージアムショップの様子です。 |
昼食はセルフサービス・レストランの Hot Pot (via dei Lamberti 5-7/r) で食べました。 |
カフェテリア方式で好きな料理が目の前のガラスケース内から選べて、値段も比較的安かったです。ワインとミネラルウオーターは自分で持ち込んでしまいました。 |
17:38フィレンツェSMN駅発→ローマTermini駅行き(実際はSarelno行きでしたが)列車でローマへ戻りました。 |
昨日確認済みのホテル・カリフォルニアにチェックインしてから夕食に出かけました。久しぶりにご飯が食べたいと言うことで、ホテルのフロントで近くに中華料理屋はありますかと聞くとここを紹介されました。吉祥餐館というところで、ホテルから徒歩2〜3分です。 |
春巻き、蒸し餃子、酢豚、麻婆豆腐、鶏肉の甘酢あんかけ、チャーハンと白米、それに、ビール(ハイネケン)をたのみ2人で40ユーロぐらいだったと思います。 |
23日朝は前日ホテルで予約したタクシー(ローマ市内から空港は定額で50ユーロ)でフイミチーノ空港に来ました。写真は免税手続き窓口です。この手前に税関事務所があり、そこでスタンプをもらったらこちらで手続きをすると現金で払い戻されるようです。私たちは良くわからないので、当初の予定通りに免税書類に税関のスタンプを押してもらって所定の封筒に入れてポストに投函してきました。 |
帰国の AZ 782 便の出発ゲートです。 |
AZ 782便の内部です。設備は KL便のほうが少し良かった様な気がしますが、こちらは乗り換え無しの直行便です。 |
AZ 782便のビールとおつまみです。 |
AZ 782便の昼食(和食)です。 |
AZ 782便の昼食(洋食)です。 |
朝食です。 |
荷物も無事ついて帰国です。 |