第26回国際リンパ学会 旅行記
2017. 9. 24 ~ 10. 1(スペイン・バルセロナ)

成田空港に着きました。成田空港第1ターミナルからの出発の場合ではお決まりになっている、Diners Club から招待のKALビジネスラウンジ入りました。こちらで、いつも通り、おにぎりやカップラーメンなどを仕入れました。

成田→アブダビで利用したエティハド航空 EY871便の内部です。今回は奮発してビジネスクラスを利用しました。実はヨーロッパ便のビジネスクラス利用ははじめての経験です。憧れのシャンペン・ウエルカムドリンクをいただきました。

今回キップの手配をお願いした旅行代理店 HIS の係の方はビジネスクラス席で中央の隣接2席を確保してくれました。そのため2席の間にある電動式の隔壁を降ろして同行者と一緒に快適に過ごせました。席はフルフラットシートで、枕、毛布、スリッパまでエコノミーとは違う上質のものものが提供されていました。

EY871便 ビジネスクラスの機内食です。陶器のお皿に盛られて食事が提供されました。

フルーツとアイスクリームです。

機内食メニューにはご飯もありました。

デザートです。

トランジットで寄ったアブダビ空港ではビジネスラウンジが利用できました。

こちらのビジネスラウンジでは食事にお寿司まで提供されていました。

もちろん普通の洋食やサラダも取り放題です。

アブダビ→デュセルドルフの EY23 便の機内で頂いたコーヒーです。陶器のカップで提供され、チョコレート付きです。

デュセルドルフ空港のラウンジ Hugo Junkers Lounge です。Diners Club の招待ラウンジでビジネスラウンジではありませんが、サンドウィッチやアルコールドリンクなどありました。

デュセルドルフ→バルセロナのEY 1579 便(実際は airberulin 運航の AB 8942 便)の出発ロビーです。成田空港ではこの便のチェックインが出来ず、デュセルドルフ空港のトランスファーデスクで行う様に言われていました。ところが、こちらのトランスファーデスクでは私の同行者の分のビジネスクラスの席がもう無いので、出発ロビーの係員に交渉する様に言われてしまいました。こちらの係員に事情を説明したところ、なんとか席を用意してくれました。

EY 1579 便 の内部ですビジネスクラスといってもヨーロッパ内の便では座席は特別なものではなく、単に隣が空席になっていて余裕があるという程度です。飛行時間も短いのであまり大きな問題ではありませんでしたが、前述した様な経緯のために同行者とは席が離ればなれになってしまいました。

席はたいしたことないのですが、一応エコノミークラスと差をつけるためか、エコノミークラスには無いウエルカムドリンクがありました。

無事バルセロナに到着しました。ビジネスクラスの搭乗者の荷物はプライオリティタグが付いており優先荷物として最初に出てきます。これもはじめての経験です。

バルセロナ空港内のクリスタルという携帯電話ショップでプリペイドSIMを購入して、SIM カードのアクティベイトもしてもらいました。こちらもスムーズにできました。

空港からはタクシーで国際リンパ学会の学会場であり、今回の宿泊先でもあるホテル・フェアーモント・レイ・ジュアン・カルロスⅠ世・バルセロナへ向かいました。タクシー代は23€と日本と比べると格安でした。

ホテル・フェアーモント・レイ・ジュアン・カルロスⅠ世・バルセロナの外観です。今回は学会場と宿泊先を一緒にしたのでとても便利でした。

現地到着は学会第1日目の昼頃で、開会式には間に合わなかったのですが、それは承知の上でした。

到着時には既に学会第1日目のプログラムは始まっておりました。

でも、夕方からのウエルカムドリンクパーティーには十分間に合いました。パーティー会場はホテルの中庭でオープンエアーでした。

ホテル・フェアーモント・レイ・ジュアン・カルロスⅠ世・バルセロナの朝食です。朝食代はかなり高価でしたが、それだけの事はある贅沢なものでした。

ホテル・フェアーモント・レイ・ジュアン・カルロスⅠ世・バルセロナ(以後ホテルFRJC1と省略します)の朝食です。

ホテルFRJC1の朝食です。

チョコレートソース添えのワッフルもあります。

こちらは国際リンパ学会のランチ風景です。

私が頂いた学会場でのランチです。

学会2日目の午前中に私の1題目の演題発表がありました。演題名は”Immunohistological observation of lymphatic and blood vessels of the heart with special reference to signal conduction systems”という基礎解剖学的な内容でした。

私の発表は基礎解剖学的な内容でしたが、癌のリンパ行性転移に関するセッションに割り振られており、少々場違いな感じでした。ディスカッションは他の3演題と一緒となったため、場違いな私の演題への質問は殆ど無く助かりました。

私の発表風景です。上2枚およびこの写真を含めて、私の写っている演題発表時の写真は横浜の「とさき治療院」の松田先生が撮って提供してくれたものです。

学会場・宿泊先の最寄りの地下鉄駅である Zona Universitaria の入り口です。

Zona Universitaria駅 から2駅の Maria Cristina 駅周辺にはデパートやショッピングセンターがたくさんありとても便利でした。

学会2日目(9月26日)にはカラーナイト・パーティと称してバルセロナの港地区にあるレストランの「1881 per SAGARDI (Plaça de Pau Vila, 3, 08003 Barcelona)」で晩餐会がありました。

綺麗な港の夜景を楽しみながらパーティーが始まるのですが、開始時間が午後9時というのは我々の感覚からはかなり遅いなという感じでした。

カラーナイト・パーティの料理です。

カラーナイト・パーティの料理です。

カラーナイト・パーティの料理です。

カラーナイト・パーティの料理です。

ホテルの朝食です。さすがヨーロッパです。パンのチョイスは豊富です。

ホテルの朝食です。こちらはサラダコーナーです。

この日は朝食にバルセロナ名物のチュロスが出ていました。手前はこれにつけるチョコレートソースです。

当然スペインですので生ハムはいつも豊富にありました。
 
学会3日目には heart lung lymphology symposium というセッションがありこちらでも発表( 演題名: Pathological influence on the heart caused by cardiac lymph stasis )をしました。

こちらも heart lung lymphology symposium の様子です。

今回の学会場でかつ宿泊先でもある、ホテルFRJC1のコンシェルジェ・デスクです。バルセロナ市内の必要な情報はこちらでお世話になりました。

ホテルのロビーです。写真中央奥のエレベーターを上がったところが学会の会場でした。

学会3日目の夜は Delfin というフィンランドの医療機器会社の招待でタパスのスタンドパーティーがありました。場所は Hotel Condes de Barcelona の屋上テラスで、開始は午後7時からでした。写真はそのホテルの入り口です。

パーティー会場の屋上テラスからはサグラダ・ファミリアがよく見えました。
 
またガウディの建築物として有名なカサ・ミラとは道を挟んで斜め向かいに位置しており、こちらもよく見えました。

パーティーで出たタパスの一部です。

タパスにはコロッケみたなものもありました。
 
こちらは学会4日目9月28日のホテルFRJC1の朝食です。学会発表は2題とも無事終了したので、この日1日は夜の Gala dinner party までバルセロナ観光にあてる事にしました。
 
学会場のホテルの最寄り地下鉄駅の Zona Universitaria の風景です。名前の通り大学が近くにあるらしく大学生風の人が本当に多かったです。この駅からバルセロナ観光に出発です。
 
こちらも地下鉄 Zona Universitaria 駅のホームで、線路側です。

こちらはバルセロナで最も人気の美術館であるピカソ美術館です。バルセロナ観光については何でもよくわかるホームページであるバルセロナ・ウオーカーのアドバイスに従って、日本からインターネットであらかじめ入場券を購入してあったのでスムーズに入場できました。

窓越しに見たピカソ美術館のミュージアムショップです。

こちらは1851年創業のナッツとドライフルーツのお店であるカサ・ジスペルトです。

コロンブスの塔です。ちょっとこの写真ではわかりにくいのですが塔の頂上ではコロンブスがアメリカ大陸の方向を指さしています。

コロンブスの塔からポルト・ベイに向かい、海に架けられた木造の遊歩道のラン ブラ・ダ・マールを渡りました。」

ポルト・ベイの巨大なショッピングセンターであるマレマグナムの2階にあったレストランで昼食をとりました。レストランの名前は忘れました。

ビールを頼んだら、お通しとしてオリーブが出てきました。いかにも地中海という感じでしたが、このオリーブがとても美味しくて感動しました。
 
料理はシーフード・パエリアとサラダを注文しました。両方とも一人前ずつでしたが、二人で分けて食べて丁度良い量でした。

昼食後はモンジュイック城のあるモンジュイックの丘に登る事になりました。モンジュイックの丘を登るゴンドラ乗り場は地下鉄のパラレル駅から出発するフニクラ(ケーブルカー)で向かいます。このフニクラは地下鉄の一部という扱いになっており、地下鉄から改札なしにそのままケーブルカーに乗れました。私はそのことを知らずにいったん改札を出てしまい、また入ったので、地下鉄のキップを1枚多く使ってしまいました。

モンジュイックの丘の上までののゴンドラ乗り場です。

今度は地下鉄とは別にゴンドラに乗るためのキップを買う必要がありました。

ゴンドラからの眺めはとても良いのですが、高所恐怖症の方にはあまりに眺めが良さ過ぎて拷問に近い感じです。

モンジュイック城の入り口です。

モンジュイック城の周りのお堀です。
 
モンジュイック城の屋上からはバルセロナ市内と海がとても良く見えます。

モンジュイック城の屋上ではヘリに登って落ちない様に警告がしてあります。言葉はわからなくても意味は理解できますね。

今回の学会では会場に学会名(この場合は "26th World Congress of Lymphology") を明記した大きな立て看板がありませんでしたが、Gala Dinner party の会場にやっと看板が立ちました。

Gala Dinner Party も開始が午後9時からでした。もっとも会場は我々が宿泊している学会会場を兼ねるホテル内でしたので助かりましたが、学会会場以外のホテルに宿泊している方々は終了後ホテルに帰るのが大変だったと思います。

Gala dinner の様子です。

日本人の女性で和服姿の方もいました。

Gala dinner の料理です。

Gala dinner の料理です。

Gala dinner の料理です。

学会最終日は閉会式の後 Hotel Tryp Barcelona Aeropuerto に移動しました。このホテルは空港の近くにあり、24時間サービスの空港へのシャトルバスがあります。 翌朝は午前 5:55 発と早朝の飛行便 (EY1566 便)に搭乗しなければいけないので、こちらに移動して準備しました。

9月30日は早朝午前4時にホテルのシャトルバスに乗ってホテルを出ました。シャトルバスの後ろにスーツケースを積み込んでいる所です。

ホテルのシャトルバスに乗り、10分ぐらいでバルセロナ空港に到着しました。

バルセロナ→デュセルドルフ間はエティハド航空便のコードシェア便で、実際の運行は airberlin です。そのため、この区間の飛行に関してはチェックインがなかなか出来なかったり、席の確保にトラブルがありました。帰りの便に関してもこのコードシェアの区間が一番心配でした。特に airberulin のチェックインカウンターがうまく見つかるか心配でした。しかし、空港内に入って最初の掲示板に EY 1566 便のチェックインカウンターの番号の指示がありました。おかげですぐカウンターが見つかり、一安心しました。

今度はヨーロッパ内の便でも問題なくビジネスクラスに乗れました。同行者ともとなりどうしの席を確保され、チョコレート付きのウエルカムドリンクを頂きました。

デュセルドルフ以後はエティハド航空の自社運航便であり、完全なビジネスクラスの機材で運行しており、サービスも完全でした。私は調子に乗って高級ウイスキーを飲み過ぎてしまいました。

帰りの便の機内食です。

帰りの便の機内食です。

帰りの便の機内食です。

こちらはコ-ヒーです。

帰りの便の機内食です。エティハド航空のビジネスクラスでは頼めばいつでも、かつ何回でも、食事や飲物を持ってきてくれます。

最後は和食(焼き鮭ご飯)も頂きました。

ビジネスクラスのフルフラットシートでゆっくり眠っている間に成田空港へ戻る事が出来ました。こちらは EY878 便 (ABU→NRT) の成田空港に到着した機体です。

荷物もプライオリティタグ付きの優先サービスで出てきました。

THE アクセス成田の 1000円バスで東京にもどりました。夕食は日本橋の「天ぷらめし・金子半之助」で天麩羅を食べました。

今回も、金子半之助のお店の前では30分ぐらい並んで待ちましたが、待った甲斐がありました。懐かしい美味しい天麩羅でした。

更に全日空のNH321便で富山に戻りました。
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