第46回 ヨーロッパ・リンパ学会 (ESL)

 2022.6. 16-18 Domus Pacis, Assis, Italy

新型コロナウイルス蔓延のため2年9ヶ月のブランクが出来てしまいましたが、国際学会・海外出張を再開致しました。
第46回 ヨーロッパ・リンパ学会 日程表

  動画はこちら↓↓↓


安全を期して、日本出発の前日、6月14日(火)は東京にて前泊しました。仕事を終了後北陸新幹線で東京に向かい、夜かなり遅く前泊ホテルのある御成門につきました。


前泊ホテルは京王プレッソイン浜松町です。浜松町という名前ですが、JR浜松町までは徒歩10分ほどかかります。


ホテル京王プレッソイン浜松町の無料の朝食です。


バイキング形式の朝食でした。

今回の出発空港である羽田空港第3ターミナルに着きました。

この時点でフランクフルト行きのルフトハンザLH717 便の出発は既に1時間の遅れとなっていました。

羽田空港のカードラウンジに入って、ソフトドリンクをに見ながらのんびりと飛行機を見たりしていました。その時、プライオリティ・パスのHPを見た所、プライオリティ・パスで羽田空港のANAラウンジには入れる事が分かりました。

急遽ANAラウンジへ移動しました。


ANAラウンジではアルコールや軽食事類が豊富です。


ANAラウンジにはサラダ、お寿司、カレーなどもあり、この時はルンルンの気分でいました。

フランクフルト行きの LH717 便はボーディングが1時間遅れただけでなく、乗り込んだ後も機体のバランスが悪いとかで、荷物の積み直しなどで、更に2時間出発が遅れてしまいました。フランクフルトでの乗り換え時間が 2時間:20分なのに、当初から既に3時間以上の遅れです。
恐らくウクライナ戦争のおかげで飛行機はロシア上空を避けて、北極上空を飛行している様でした。写真は北極海の氷だと思われます。

LH717便の機内食です。新型コロナの影響で航空会社の採算が悪化しているらしく、その為だと思うのですがサービスもかなり低下していました。機内食の和食・洋食の選択肢はありません。

でも、食事の内容自体はそんなに悪くは無かったですが。

一応、海苔巻き寿司なんかもありました。

LH717便の機内です。

LH717便の朝食です。

現地時間で午後 11:00 ぐらいにフランクフルトに着きました。

フランクフルトに着いた時点で、当然ローマ行き最終便のLH242便は出発した後で、当日はフランクフルトで1泊し翌朝の1番の便でローマへ向かう羽目となりました。写真はルフトハンザが当日宿泊用に提供してくれたホテルMOXYエアーポートです。

提供されたホテルは名前にエアーポートとはつくものの、空港からは郊外電車で1駅離れた所にあります。バウチャーを渡されただけで、自分で勝手に行けと言われました。結局チェックインは翌日の夜中の1:00頃で、5:00 には空港へ向かって出発したので、何のためにホテルに行ったのか殆ど意味がありません。写真は早朝ホテルを出て最寄り駅へ向かうホテル周囲の景色です。

ホテルMOXYエアーポートの郊外電車の最寄り駅のGateway Gardens の看板です。土地勘の全くないこの駅周辺で夜中にホテルを探し当てた事は奇跡でした。もちろん駅を出た時点でホテルの看板は全く見えなかったのですので。

朝食も食べずに空港に着いたので、何か食べたいとも思ったのですが、空港内は美味しそうではありましたが、結構なんでも高価だったので、何も食べずにローマ行きの飛行機に乗りました。

ローマFCO 行きLH230 は7:35 発です。

ローマ行きLH230 便の機内です。機内ではミネラルウオーターしか出なかったので、その日の朝食はミネラルウオーター1本だけでした。

ローマの空港に到着し、列車でローマテルミニ駅に向かいました。

ローマ・テルミニ駅です。アッシジ行きの列車のホームは普通の列車のホームからずいぶん離れたところにあって、少々あせりました。

当初の予定のアッシジへの直通列車は LH717 便の遅れのために乗れなくなってしまい、1回乗り換えの列車に乗って出発しました。偶然同じ学会に向かうブリュッセル在住のフィンランド人の Vikkula 先生と列車の中で一緒になり、先生の機転で乗り換えも上手く行きました。アッシジの寺院群も見えてきました。

アッシジ近郊はのどかな田園地帯です。

アッシジ駅からはタクシーでホテルDOMUS PACIS に向かい着きました。Brorson情報ではタクシー代は12ユーロとの話でしたが、何と 10ユーロで済んだ上に、同乗した Vikkula 先生に奢って頂きました。

ホテルの部屋には仕事場を確保しました。

ヨーロッパ・リンパ学会も始まりました。写真はジェノバのAlberto Maccio' 先生です。

外国にいると日本のニュースが気になりますが、これにはインターネット配信の「日テレ・ニュース24」が非常に役立ちます。インターネット回線さえ確保できれば24時間日本のニュースが見放題でとても便利です。

ホテル DOMUS PACIS の朝食です。

ホテルの朝食は一見、充実している様に見えますが、飲物とパン・ペストリーが主体で、サラダなど青物はまったくありません。果物は少しありましたが、みな硬くて美味しくありません。

学会の公式ディナーパーティです。左端が今回の学会長の Marina Cestari 先生です。

右から3人目の方は私の帰国前の PCR 検査に付き添ってくれたRossella Simeoni 先生です。


ジェノバの Boccardo 先生と、ローマの Michellini 先生です。どちらも国際リンパ学会での友人です。

今回の学会では大活躍の Maccio'先生と一緒の写真です。

こちらも FB で友達になったローマの Giovanni Moneta 先生です。


パーティーの料理です。

私の演題発表風景です。演題名は「Immunohistochemical observation of the microvasculature of the human mammary tissue」です。

この写真は Dr. Maccio' 先生が送ってくれました。

帰国前72時間以内に義務づけられたCOVID-19 PCR検査のために訪れた 医療検査施設の Laboratorio 2000 の内部です。なんと、ホテルから 600 m の所に偶然ありました。Rossella Simeoni 先生が同行してくれました。

こちらが Laboratorio 2000 の外観です。

今回宿泊したホテル DOMUS PACIS の正面玄関です。

6月18日(土)の午前中にはアッシジの一番の観光地であるユネスコ世界遺産にも指定されている聖フランシスコ大聖堂に行きました。まず、ホテルからアッシジの駅までは歩きました。写真は駅までの街並みです。

アッシジ駅の雑貨屋さんで大聖堂およびその関連施設入り口まで行く為にバスの切符を買いました。

バスの切符は定額 1. 2 ユーロで、行きと帰り用で2枚買いました。

駅前からライン「C」のバスに乗ります。

バスはのどかな田園地帯を走って大聖堂が見えてきました。

関連施設群のふもとのバス停 Piazza Unita d'Italia に着きました。

バス停の広場からは登りの参道を歩きます。

大聖堂入り口前の広場に着きました。

こちらが大聖堂の入り口です。一度階段を登って正面玄関に行ったのですが、そこには入り口は下の横の入り口から入るようにと書かれており、また戻ってきました。

聖フランチェスコのお墓です。本来は撮影禁止と書かれていた様ですが、私の隣にいたシスターが何枚も写真を撮っていたので、私も調子に乗って1枚だけ撮らせていただきました。

こちらは聖水だそうでしたが、だれも振り向いていないので、しっかりと私は手を濡らしてきました。

周囲にはお土産物屋さんが沢山あり、このお店には非常に愛嬌の良い番犬がいました。

大聖堂の中に教会が経営していると思われるお土産物コーナがあったので、私はお土産は全部そちらで買って、参道沿いのお土産物屋さんでは何も買いませんでした。

大聖堂の見学を終えてPiazza Unita d'Italia に戻ってきました。

聖フランシスコ大聖堂およびその関連施設の地図です。

参道沿いのお土産屋さんです。

Piazza Unita d'Italia から聖フランシスコ大聖堂方向を眺めた所です。

学会場に戻って昼食を頂きました。昼食はMarina Cestari 先生とRossella Simeoni 先生と同じテーブルでした。


やはりイタリアの食事は充実しています。

帰りは18:38 アッシジ駅発の直通列車でローマ・テルミニ駅に向かい、更に列車でローマ・フイミチーノ空港に行って、空港内のホテルに1泊しました。
写真はアッシジ駅のホームです。

6月19日(日)の朝です。空港内のホテルに泊まったのですが、8:05 発のミュンヘン行きLH1873便に乗るためホテルを早朝に出たため朝食を食べられなかったので、今度は値段は高価ですが空港内の売店で朝食を買って食べました。

来るときは散々な目にあいましたが、帰国のフライトは順調で時間通りでした。

ミュンヘンの空港です。時間があったので、My SOS による検疫の入国前 WEB手続きの入力を終えました。おかげで羽田空港到着時はファスト・トラックでの入国が出来ました。

行きの乗り継ぎのフランクフルト空港はセキュリティが厳しくて、国際線で到着してそのまま EU内への乗り継ぎでも、もう1回セキュリティ・チェックがあるのですが、ミュンヘン空港では国際線搭乗前でもセキュリティ・チェックがありませんでした。

ミュンヘン発羽田行きのLH714便で出た機内食です。

私の好物のショートパスタが出ました。

パンもカイザー・ゼンメルでした。

スカイマップでは「烏魯木齊」上空を飛んでいるみたいですが、読み方が分かりませんでした。調べてみたら、新疆ウイグル自治区の「ウルムチ」のことでした。

LH 714 便の朝食です。

帰国時羽田空港でのファスト・トラックの案内ポスターです。ミュンヘンから羽田に着くまでの間に私の検疫検査が完了しており、スマホの表示が青になっていました。その青い画面の確認だけで入国完了となりました。海外から帰国する方には是非ともお薦めです。

東京駅でお蕎麦を食べて、北陸新幹線で富山へ向かい、お昼にはもう富山市医師会健康管理センターで仕事に復帰しました。
inserted by FC2 system